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GPレーサー吉川美穂が中心!
---------- 展 望 ----------
第9回を迎える福井中部競輪カップ「由利公正賞」。
ガールズは絶対的な本命が不在で混戦模様。A級1、2班戦は
西日本の遠征勢の層が厚く、迎え撃つ地元近畿勢の踏ん張りが見どころだ。
チャレンジレースは例によって新人のパワー比べがX争いの中心になる。
ガールズのV候補は吉川美穂。昨年はガールズグランプリにも出場して、
トップクラスの仲間入り。パワーで押し通すというよりは、確かなレース勘
を武器に総合力で勝負するタイプ。ただ今年は普通開催でも勝ち切れぬ事
が多く、昨年ほどの信頼感はない印象だ。
吉川に迫る、54点台の競走得点を保持するのは岡本二菜と、増田夕華。
岡本は実績面では吉川に及ばぬものの、タテ脚の切れは引けをとらない。
これに実力をつけてきた増田夕華を加えた3者がシリーズを引っ張る存在。
青木美穂、杉浦菜留は機動力を兼備したキメ脚で、侮れない存在。
他にも佐藤亜貴子、伊藤のぞみ、杉沢毛伊子らが一発のある選手。
地元から参戦の浜田芽生も優参を目指したい。
男子1、2班戦は、昨期S級で堂々の成績を収めた仲野結音が実力上位。
ただ降級後は期待されたほどの結果を残せていないのが気がかり。
地元の中川勝貴が番手から逆転を狙う。
遠征勢は実力ある選手がそろっているので、勝ち上がりによっては、
数的に有利な戦いに持ち込めるかも。
チャレンジは125期のルーキーが四名参加。
デビュー後の戦歴では、インターハイのケイリンチャンプ、岩井芯が一歩リードしている。
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