吉川 美穂 和歌山 120期

岡本 二菜 東京 118期

中川 勝貴 福井 109期

仲野 結音 大阪 117期



GPレーサー吉川美穂が中心!

---------- 展 望 ----------

 第9回を迎える福井中部競輪カップ「由利公正賞」。 ガールズは絶対的な本命が不在で混戦模様。A級1、2班戦は 西日本の遠征勢の層が厚く、迎え撃つ地元近畿勢の踏ん張りが見どころだ。 チャレンジレースは例によって新人のパワー比べがX争いの中心になる。

 ガールズのV候補は吉川美穂。昨年はガールズグランプリにも出場して、 トップクラスの仲間入り。パワーで押し通すというよりは、確かなレース勘 を武器に総合力で勝負するタイプ。ただ今年は普通開催でも勝ち切れぬ事 が多く、昨年ほどの信頼感はない印象だ。

 吉川に迫る、54点台の競走得点を保持するのは岡本二菜と、増田夕華。 岡本は実績面では吉川に及ばぬものの、タテ脚の切れは引けをとらない。 これに実力をつけてきた増田夕華を加えた3者がシリーズを引っ張る存在。

 青木美穂、杉浦菜留は機動力を兼備したキメ脚で、侮れない存在。 他にも佐藤亜貴子、伊藤のぞみ、杉沢毛伊子らが一発のある選手。 地元から参戦の浜田芽生も優参を目指したい。

 男子1、2班戦は、昨期S級で堂々の成績を収めた仲野結音が実力上位。 ただ降級後は期待されたほどの結果を残せていないのが気がかり。 地元の中川勝貴が番手から逆転を狙う。 遠征勢は実力ある選手がそろっているので、勝ち上がりによっては、 数的に有利な戦いに持ち込めるかも。

 チャレンジは125期のルーキーが四名参加。 デビュー後の戦歴では、インターハイのケイリンチャンプ、岩井芯が一歩リードしている。


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